≪紀行文≫ |
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〜〜〜渡渉と急登、馬のタテガミを登る〜〜〜 |
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実施日はいつの間にか四連休に変わった初日で、オリンピックは既に一部の競技が始まっている。 |
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馬ノ髪山Reco(クリックで拡大) |
天然杉特別保護区 |
馬ノ髪山山容 |
三川六名山とは言っても林道の枝は伸び放題、心配になって何回も下見を重ね、当日は高枝切り鋏を持って新潟駅南口を出発した。
上綱木集落から新谷林道に入り、石の標柱の有る登山口へ到着した。
熊避けの爆竹で「東京2020」を祝ってから青空の下、登山口をスタートした。 |
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登山口着 |
スタート |
堰堤脇を登る |
障害物競争の様な倒木ロードを潜ったり跨いだりして砂防堰堤の急崖を登り始めると背後に「先が思いやられる !」と言う重い雰囲気を強く感じた。
イワナの泳ぐ清流、増谷沢を十数回渡渉するが飛び石はバランス感覚を要し相当の時間を費した。 |
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倒木ロード |
渡渉 |
ここから急登 |
沢絡みが終えてホッとすると今度は天然杉の馬のタテガミが始まり、休憩を取りながら喘いで喘いで扇の平まで登り着いた。 |
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急登にかかる |
馬のタテガミ |
天然杉の急登 |
後はルンルン気分の横歩き、360度の展望が開ける山頂に全員で無事登頂した。
飯豊はガスに覆われているが周囲の山容について熱く説明するものの、皆さんは射す様な日差しの下、無言でランチタイムを楽しんでいた。
夕方までAの筈の空模様が急に曇り始め、40分程の休憩で下山にかかったが、又直ぐ真夏の空が戻り、転がり落ちる様なコースを慎重に下った。
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集合写真 |
ランチタイム |
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登りも下りも、ハイカーにも熊にも遭わず、出合ったのは増谷沢のトノサマガエルだけだった。 |
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蒜場山に暗雲 |
急坂の下山 |
夢山荘 |
帰路は、事前に承諾を得たポツンと一軒家「夢山荘」を見学したが、以前のTV放映を覚えていた会員も多かった。
帰りの車中は山頂の展望に感激した感想よりも「涼やかな沢歩きと風の抜ける林間コース、そしてポツンと一軒家が良かった」との声が多く聞かれた。
ガイドブックを見て「いつか登って見たい」と思ってもなかなか登れない山はメンバーと天候に助けられた楽しい山行だった。
≪出合った花々と動物≫ |
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